久々の投稿になってしまいましたが、現在誰でもわかりやすく誰にでも公平な給与テーブル作成中。
正社員の人、フリーランスの人、全部ひっくるめて作っているので、また出来たら公開します。
そして今日はエンジニアの給与・お金の問題についてです。

エンジニアのお金事情

日本はIT人材の不足が叫ばれて久しいですが、実は一向に改善をされていないのが現状なんですね。もちろんいろいろ理由はあるんですが、その中でもお金の事情って意外と知っている様で知らない人が多いのです。

SES業界の悪しき例・搾取

SES業界って、会社によってはとんでもない事が横行してたり、あり得ない様な事が蔓延しているのは事実です。
悪い会社さんとか業歴が長く既得権にずっぽりな会社さんだと、「搾取するのが当たり前」みたいな時代錯誤な認識でいて、それがまかり通ってしまっています。
例えば単価80万円の仕事でエンジニアには25万しか払ってないとか…
普通に考えたらあり得ない事が起きてるんですよね。ここで何が問題かっていうと、問題は2つ。

1.適正なお金が支払われていない事

2、高いモチベーションで仕事に取り組めない事

80万の仕事で25万の支払はおかしいですね。弊社基準でいくと、フリーランスで仕事をされている場合だと、
80万円の単価の仕事だと70万円以上はお支払をさせて頂いています。
80万円で55万が会社の利益は明らかにビジネスの構造上、おかしいんですよ。それが分かって人を駒の様に扱っている会社さんは「儲かれば何でもいい」となって、改善が一向に進まないんですね。適正な価格というのは必ずあるので、大きく逸脱する事はあってはならないと考えています。

2.モチベーションの問題

クライアントさんは単価相応の仕事を求める訳ですが、エンジニアさんがこんな薄給では、高いモチベーションで仕事に取り組める訳ないんです。
その結果、クライアントさんとエンジニアとの間で乖離が起きて、案件が炎上したり、プロジェクトが頓挫したりするわけです。

で、こういう話をすると、「お金が全てじゃない」とか「成長機会を与えてる」とかいろいろ意見や批判を頂くんですが、
人間は期待されたり、誰かに頼りにされる事が嬉しかったり、モチベーションになる訳です。高い金額を支払う事はイコールその人に対する期待となり、そのエンジニアのモチベーションや仕事への取り組みが明らかに違うと思うんです。

SES業界の問題・改善

こういった搾取を長続けてきた結果、IT業界から人が離れて、人材不足が叫ばれる原因の一端にはなっているでしょう。
だからSESは…というエンジニアさんがいたり、業界全体が軽んじて扱われてたりするんです。SESのビジネスモデルはエンジニアにとっても素晴らしいものであるのに、それが全然生かされていない事が歯がゆいです。

改善策:給与の見える化

冒頭でもちらっと言いましたけど、レベルスでは社員・フリーランスの方に合わせて、給与テーブルを現在制作中です。
また会社に来ている単価についても、完全にオープンにして、お話をさせて頂きます。これで少しでもエンジニアの方が適正な価格を手にする事が出来て、モチベーションアップや技術向上につなげてもらいたいと思っています。
もちろん給与の見える化だけで全てが解決する訳ではないんですが、レベルスに関わるエンジニアの方が少しでも良い状況と環境で楽しく仕事をしてもらえればと考えて、取り組んでいます。

また随時、こういうのあったら嬉しいな!っていうエンジニアさんの意見あれば、どしどしご意見下さい!

以前のコラム【レベルスの3つの約束】の中でも書いたのですが、日本人の働き方、日本企業の働かせ方には株式会社レベルスでは非常に問題があると考えており、社内でもエンジニアの方の働き方を議論を常々しています。もちろん人それぞれの考え方はあるので、確固たる正解はないのかもしれませんが、レベルスで働いてくれているエンジニアさん、これから当社に来て下さるエンジニアさん、そして今苦しんでいるエンジニアさんが『仕事を楽しい』と思える様な働き方を実現する事が責任であり、使命です。

エンジニア働き方改革

毎月100時間を超える残業や土日休日の出勤など、IT業界お労務管理の杜撰さは正直目に余る所があります。もちろん全ての会社でそうではありませんし、積極的に残業無しを推進している会社もありますが、多重請負構造の現在のSES業界では、ある意味構造的な欠陥により、エンジニアさんが疲弊しているのが現状です。エンジニアという人々は常にキャッチアップや新しい技術を欲しているもの。過重労働で体力的・精神的に疲弊しており、そういったキャッチアップや新しい技術をインプットする時間すらないのが大きな問題です。

時間は有限だから価値がある

私共、株式会社レベルスでは『時間』こそが一番の資産であり、価値があるもの。そして大事にしなければいけないものと考えています。人にとって生い立ち、家柄、学歴、能力など多くの物は不平等の中で平等が成り立っていますが、唯一平等と言えるものは時間です。1日は24時間と決められており、どんな人であってもそれは変わる事はありません。時間を如何に有効に使えるか、そして活用できるかが非常に大事です。

そして特に人生において仕事をしている時間は相当の割合を占めており、無益で生産性のない残業が続けば続くほどに、エンジニアの方の大事な資産である『時間』が奪われています。例えば遅刻をして相手を5分、10分待たせる事、会議で説明や準備が不十分で実りある会議にならない事、実はこれは相手の大事な『時間』を奪っている事になるのです。『時間』を奪う事は相手にとっては経済的損失を受ける事にも繋がります。

日本人、日本企業の多くはこのあたりの認識が甘く、労務管理の中でも平気で残業して仕事を終わらせれば良いと考えますが、それは大きな誤りであるとそろそろ認識を改める時期に来ているのではないでしょうか。

上記にも書いた通り、株式会社レベルスでは『時間』の資産価値を十分に理解している為、徹底的に無駄を排除します。よくある帰社日や意味のないMTGは行いません。そこに使われる時間や労力以上に得られる事はないと判断しているからです。

株式会社レベルスでは大事な『時間』をキャッチアップや新しい技術の習得、マネージメントの勉強など、自分自身のエンジニアとしての価値を高める時間に使ってもらいたいと考えています。だからこそ無駄な残業は排除して、成果の最大化を考え、それぞれのスキル・パーソナリティに合わせた案件やプロジェクトを選定しています。もちろんそういった環境、勉強をして高め合う環境も社内に用意をしております。

アナタの大事な時間をどう使うかも、ご自身で判断をする必要があります。
今の働き方や労働環境に満足がいかないエンジニアの方。軽い気持ちでも結構です。レベルスの話を聞きに来てみてください。勉強会を覗きに来てみて下さい!!

株式会社レベルスの採用を担当しています中川です。
まだまだ若い会社ですが、スピード感を持って大きな成長曲線を描ける様に、
社員一同頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願いします。

当社は制作受託事業はもちろんの事、SES事業も事業の柱として、取り組んでおります。
元々はWEB制作の仕事を頂く中で、「人が足りない」「フロントエンジニアを貸して欲しい」という話から、
SES事業にも本格的に会社としても事業としてスタートをしました。

SES事業を始めるにあたり、レベルスで働いてくれるエンジニアの方と【3つの約束】を作りました。

レベルスの3つの約束

≪働き方改革≫

昨今、エンジニアの不足や過重労働が問題になっています。
某青銀行さんでも長きにわたり、システム統合で右往左往しており、
そこで働いている方は終わりの見えないゴールに精神的にも肉体的にも大きく疲弊しています。
本来、プラスオンで生産性を高めるはずである技術や能力を持っているエンジニアの方が、
人手不足や過重労働になる状況は決して看過する事は出来ません。

レベルスでは月に20時間以上の残業は原則認めておりません。
残業を長くすれば稼げる、仕事が終わるというのは日本社会の悪しき風潮です。
仕事において最高のパフォーマンスを発揮する為には、適度な休養は絶対に必要です。
プライベートの心休まる時間があって、仕事にも張りが出るというもの。

「労働時間ではなく、重要なのは成果」
レベルスでは効率的に効果的に業務推進を図る為、残業を軽減し、それぞれのエンジニアの方に求めるのは、
“成果”のみとして、働きやすい環境、そして休みやすい環境を作る事をお約束します。

≪本気のキャリア形成≫

エンジニアの方の場合、特にキャリア形成を本気で早い段階から考える必要があります。
レベルスでは人を扱っている以上、その人の人生が左右される事を認識して、
本人以上にキャリア形成について真剣に考えさせて頂きます。

働いている以上、お金を稼ぎたい、スキルをつけたい、大きな仕事をしたいという欲求は誰でもあるはず。
しかし、そういった希望や欲求を満たす為には事前の準備は絶対に必要です。

ご自身のやりたい事、将来のビジョンを聞かせて頂ければ、
目標までの指針やご自身の現在の業界における立ち位置、今後身に着けておくべきスキルを明確にします。
時には厳しい言葉をかける事もあるかもしれません。

ただ私たちはその人の人生に対しての責任があり、真剣に本気で向き合う必要があります。
出過ぎた事を申し上げいるかもしれませんが、
より良い彩り豊かな人生になる様に手助けが出来ればと思っており、
貴方のキャリア形成を真剣に考え、そして行動する事をお約束します。

≪教育環境の提供≫

ユニ・チャームの会長である高原慶一朗氏の言葉でこんなものがあります。

『一生勉強、一生危機感、一生青春、一生情熱』
エンジニアの世界やその職業についている人にとってはこの言葉一番ピッタリ来るような気がします。

近年は特に技術革新が進み、更に新しい技術、言語で言えばPythonも主流の一端を担う様になり、
AIやlotと言った言葉もよく聞く事と思います。
エンジニアは仕事を続けている限り、勉強を続けて、そして自分自身に対して、危機感を持ち、
青春を謳歌する様に前向きに明るく情熱的に取り組む必要があります。

もちろん勉強する・技術を習得する事は現場で働く中でしていく側面もありますが、
それと同様に、自ら学びの場を作り、本やネット、実際に人と会って、知識や技術をインプットしていく必要もあります。

レベルスでは働いて下さるエンジニアの方に、
そういった勉強を前向きに出来る環境を用意する事をお約束します。
具体的には週2回程度の勉強会を開催しており、Javaやネットワーク、Pythonなどの勉強会を、
相互で課題を作り、新しいスキル・技術の習得をして頂いています。

この“相互”というのが非常に大事であると考えており、
人間はインプットした情報を外にアウトプットする事で知識が定着し、理解が深まります。
その為、知識や技術を持ちえた人たちの英知を集め、それを取り込んでいけるシステム作りを行っています。

またエンジニアは年を重ねるごとに技術だけでなく、置かれる立場も変わってきます。
人に教えるという事は知識・技術だけではなく、マネジメントの勉強をいう側面もあり、
人に何かを伝える事の難しさや醍醐味、そして共有する事の喜びを実体験を通じて、実感できる様にしています。

≪最後に≫

まだまだ弊社レベルスは若い会社であり、20代~30代前半の社員が多く、成熟しているとは言えません。
だからこそ、スピード感を持って、真摯に物事に取り組み、エンジニアの方々が置かれている環境を変え、
少しでも多くのエンジニアの方々の「幸せな働き方」を追及し、実現していきたいと考えています

現在の職場や労働環境、待遇に不満や将来の不安がある方は、
軽い気持ちで一度お話させてもらいたいと思います。
当社のビジョンや思いを本気でお伝えします!!