salesforceが最近また一気に導入企業が増えています。よくレベルスにも「salesforceの技術者空いてないですか?」と連絡が入ってきます。やはりsalesforceを使う事の利便性と業務改善が導入までのコストと手間を考えても、上回るという事です。既に10万社以上で300万人以上が使っているサービスですから、そのサービスの素晴らしさは言うまでありません。
エンジニア必見!salesforceとは?
salesforceは聞いた事があるけど、実際使った事がないという人も意外と多いのかもしれません。
salesforceとは…
→SFA(セールスオートメーション)・MA(マーケティングオートメーション)のクラウド型のCRMアプリケーション
という事になりますが、これだと小難しい横文字ばかりがならんでわかりにくいですよね。
すごく簡単にsalesforceをまとめると『面倒くさいことをまとめて簡単に出来る』サービスです。
salesforceのすごいところ
【1】業種・規模を問わずに使える
salesforceは業種や会社規模に関係なく、どんな会社でも使う事が可能です。本来業務用のパッケージソフトやクラウド型サービスの場合は限られた業態や限定された規模の会社のみに適している事が多いのものですが、salesforceはそういった垣根を取っ払って、多くの会社で使えるという点がすごいところと言えるでしょう。
【2】自由自在なカスタマイズが可能
salesforceは自ら個別にカスタマイズが可能で、外部連携システムもAPIによって可能となっています。その為、それぞれの会社に最適な形での利用が可能になっています。またアプリとの連動も可能になっているので、外出先からの利用も使えるので業務の生産性アップは間違いありません。このモビリティの高さも評価される理由の一つです。
【3】オブジェクトごとのレポート
salesforceはあらゆるオブジェクトごとにレポートが出てくるので、会社によっては意思決定のツールとして有効活用しているところもあります。あらゆる数値が可視化される事になるので、判断をすべきデータが多くなり、緻密な経営判断、経営戦略も可能になります。
【4】低コストでの運用が可能
もちろん大規模なカスタマイズをする事になれば、相当なお金が必要になりますが、大幅なカスタマイズをせずに使う事になれば、パッケージのライセンス式のソフトウェアよりもはるかに導入費用やランニングコストは抑える事が可能になります。低コストで導入と運用が出来る点も、業種や規模を問わずに使える理由の一つとも言えるかもしれません。
【5】徹底した顧客管理で売上増につながる
salesforceの営業支援機能を使うと従来はなかった有効な顧客情報の活用方法を手にする事が出来ます。営業数字の進捗や商談の進み具合なども組織的に把握して運用する事が可能になります。売上予測機能によって会計年度内の売上を月次で予測出来る様になります。これは顧客管理の精度と営業の質を高める意味でも素晴らしい機能です。
salesforceへのスキルチェンジ
最近はsalesforceのニーズが高まっている事から、興味のあるエンジニアの人も多いかもしれません。スキルチェンジについては、Javaから移行していく人が多いですね。というのもsalesforceで採用されているApexというオブジェクト指向の言語がJavaに似ている点もあり、比較的スムーズに移行が可能だと言われています。
salesforceの資格
salesforceは資格も非常に多く、管理者・アプリ構築・開発・アーキテクトなどまで資格も細分化されて、充実していると言えます。
salesforce.com
【管理者・CRMコンサルタント】
アドミニストレーター/上級アドミニストレーター/Community Cloud コンサルタント/Sales Cloud コンサルタント/Service Cloud コンサルタント/Field Service Lightning コンサルタント
【アプリ構築】
Platform アプリケーションビルダー
【開発】
Platform デベロッパー/Commerce Cloud Digital デベロッパー/Platform デベロッパー
【アーキテクト】
Development Lifecycle and Deployment デザイナー/Identity and Access Management デザイナー
/Integration Architecture デザイナー/Data Architecture and Management デザイナー/Sharing and Visibility デザイナー/Mobile Solutions Architecture デザイナー/システムアーキテクト/アプリケーションアーキテクト/テクニカルアーキテクト
【PARDOT】
Pardot スペシャリスト/Pardot コンサルタント
【MARKETING CLOUD】
Cloud ソーシャルスペシャリスト/Marketing Cloud メールスペシャリスト/Marketing Cloud コンサルタント
【CPQ】
CPQ スペシャリスト
今のところsalesforceではこれを認定資格としています。もちろん資格がすべてではないですが、スキルチェンジする場合においては、資格があると有利に働く事は言うまでもありません。
まとめ
salesforceはクラウド型のCRMの中でも特に評判が良く、導入企業が増えています。しかもエンジニアの方からすると、自分が構築したものの反響や声がダイレクトに聞こえてくるという満足感も得られるという話も多く、今後さらに市場規模は広がっていく事が予想されます。需要が高まれば、その分求められるエンジニアの数も多くなります。既にIT業界は慢性的な人人手不足に陥ってますが、しかし今後生き抜いていくエンジニアは“フルスタックエンジニア”であるとも言われており、常に自分の価値を高めておくという意味でも、salesforceの勉強をしてみるというのも面白いかもしれませんね!
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今の環境や状況に満足できない方はぜひご相談下さい。
Rubyは世界中でエンジニアの人気の高い言語です。1993年にMatzことまつもとゆきひろさんの手によって作り出されました開発され、1995年にリリースされました。日本人による日本から発信のサービスという事で特に日本では人気になっています。
やはり海外で開発された言語の場合は、勉強しようにも英語であったりと日本人にとってはハードルが高い面もありますが、Rubyの場合は書籍を含めて日本語で勉強が出来る点がスムーズに広がった理由と言えるかもしれません。使いやすくてスピード感を持って開発が出来る事もあって、スタートアップなどで使われるケースも多数あります。
RubyとRuby on Rails
Ruby
Rubyとはプログラム言語であり、オブジェクト指向型のスクリプト言語です。
CやJavaとは異なりコンパイラ言語ではない為、コンパイル(人間が書いたソースコードを機械命令に変換)が不要です。書いたコード、ソースをそのまま実行する事が出来る為、手軽にプログラミングが可能になります。短く直感的な、英語でコードを書いているような自然にかける事が大きな特徴と言えるでしょう。
Rubyの名前の由来はPerlという言語がPearl(真珠)の誕生石から取られている事をもじって、
開発者であるMatz氏の同僚の誕生日が7月であった為、誕生石であるルビーから取ったそうです。
Ruby on Rails
初心者や勉強を始めて間もない方でよく間違えている方が多いのが、RubyとRuby on Railsが混同してしまっている事です。Rubyは上記でも書いた様に言語ですが、Ruby on RailsはRubyはWebアプリケーションフレームワークであり、効率よく機能的に作る為のツールです。数回程度のコマンド入力を行うだけで、Webサイトが自動で生成できるRuby on Railsの登場は一気にRubyの導入を多くの企業に促した大きな一因です。
Rubyで作られたWebサービス
食べログ
レストランや居酒屋の情報や口コミが確認できる大人気サイトで使っている人も多いサイト。
公式発表では2018年の3月現在で
総ページビュー: 19億7,158万PV/月
月間利用者数: 約1億4,291万人/月
というモンスター級のサイトとなっている食べログもRubyで作られています。
Cookpad
Ruby on Railsを活用したサイトで国内最大級の料理レシピ検索サイト。ストレスなくユーザーがサイトを楽しめる様に構成されており、2008年に当時大規模サイトではほとんど例のなかったRailsの導入、2011年にAWSへの全面移行など、常に技術的な進歩を模索して、最新テクノロジーを取り入れる事が可能な社内風土とエンジニアの高い技術力も素晴らしいです。
CloudWorks
国内大手のクラウドソーシングサービス。クラウドソーシングという新しい働き方を日本に取り入れた大きな流れを作った会社とも言えるかもしれません。個人的には結構仕様変更が多いイメージですが、それはRubyのシンプルな構成がメリットになっており、スタートアップ時もRuby on Railsというフレームワークを活用しており、Rubyの特性を生かしたサイト作りとサービス提供になっています。
グノシー
ニュースや情報を分かりやすくまとめているキュレーションサイト。人工知能を使ったアルゴリズムでユーザーごとの表示設定やアプリ開発でRubyを使っています。現在はAPIの実装はRuby on RailsからGo言語に切り替えた様ですが、用途によってGo言語とRuby on Railsを使い分けている様です。
まとめ
意外と知られていない様で、日本で使われているWebサービスの中にもRubyやRuby on Railsは使われています。現在エンジニアとしてRuby以外の言語で開発をされている方もまだこれからエンジニアになろうとしている方も、Rubyの様なオブジェクト指向型のスクリプト言語は他の言語に比べると、勉強がしやすくスムーズに吸収できるかもしれません。
個人的にはプログラミングの概念を勉強する事は大事なのですが、すぐに自分のコードが目に見える形で確認して、自分の成長を目の当たりに出来る言語から開発の勉強をスタートするとプログラミングへの嫌悪感や苦手な気持ちが払拭できるかもしれないと思っています。エンジニアを志して途中で挫折してしまった方もこれを機に触ってみるのはいかがでしょう。
Pythonとは!?
最近よく聞く「Pyhton」という言葉。汎用の開発言語ですが、欧米では開発現場の主流となりつつあります。
しかし、日本ではまだまだ知名度は低く、有名なサービス等はないかもしれません。
ただ「人工知能」「機械学習」「lot」に代表される様に、日本でもPythonのニーズや重要性は高まっており、
注目が集まっており、2018年に入って特に技術者が足りていない状況となっています。
Pythonの特徴
1.キレイなコードが書きやすい
一般的にPythonはJavaやCに比べると、文法(ルール)が簡潔・簡略されており、コーディングが初心者の人でもしやすく、複雑なコードない為に、手を付けやすく初心者の人が開発言語の勉強をスタートさせるには最適とも言えるでしょう。
2.インタプリンタ言語であること
一般的には馴染みがないかもしれませんが、インタプリンタ言語というのはコードを逐次実行していく事で、打ち込んだコードが即反映され、視覚的にも見やすいという事。コードを書きながら実行してすぐに結果を確認できる「インタラクティブシェル」がPythonには標準で付属しており、コードのテストを素早く行う事が出来る為、開発環境下におけるスムーズな開発が可能になるのです。
3.ライブラリが多彩であること
Pythonには豊富なライブラリが用意されいます。その為、開発の用途は一気に広がります。上記にも書いた人口知能、機械学習、lotを始めとしたものから、データベースを使うWEBアプリケーション、WEBサービスはもちろん、科学技術計算や分析、自然言語処理も含まれます。一つ一つ挙げていけばキリがない程。それだけ多岐に渡り、広い範囲でPythonは使われており、日本でも一気にシェアが広がっているのです。
Pythonを使ったサービス
日本でも爆発的に伸びている写真共有アプリ。インスタグラムマーケティングなる言葉やインフルエンサーという言葉が一般化する程に影響力のあるアプリで、このInstagramもPythonで作られています。
ご存知、Google先生もPythonを使っています。元々GoogleのエンジニアであったGuido van Rossumが開発したものです。ちなみにGuido van Rossumは1989年から開発をしており、当時Googleは業務の半分をPythonの開発に充てさせたほど。それほどの将来性をPythonに感じていた事に他ならないでしょう。
Youtube
Youtubeも実はPythonでの開発がされています。今や日本人になくてはならないWEBサービスであり、世界中を今なおけん引する動画配信サービスです。
Pythonは稼げる!?
今やCMで見ない日はない人材会社・ビズリーチさんのプログラミング言語別による平均年収ランキングによると、
Pythonが1位で平均年収は651万円。2位はPerlの633万円、3位はRubyの606万円となっており、Pythonの市場におけるニーズは一層高まっていると推察が出来ます。また特に日本においてはPythonのエンジニアの絶対数が欧米に比べると圧倒的に少なく足りていない現状もおり、金額が高騰している事も見逃せません。
また次回のコラムで書くつもりですが、株式会社レベルスでは様々な言語がある中で将来性や今後の経済状況の変遷を独自に調査を行い、プログラミング経験がない方には入るやすいPythonの習得を推し進めています。また既に多言語、JavaはCなどの知識や経験がある方はきっとその簡易なコードへのハードルは低いと思います。経験者の方もまたプログラミングの経験がない方もレベルスではその人にあった最適なキャリア形成のお手伝いをさせて頂きますので、まずは当社まで話を聞きに来てくださいね!!