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更新日:2018年10月09日

WEBマーケティング勉強日記・その4ーSEOの鍵・モバイルファーストインデックスとは?

株式会社レベルスの中川です。最近はレベルスの中では特にPythonとRubyのエンジニアさんの活躍が目立ちます!
20代前半~半ばにかけての若いエンジニアが開発現場でどんどん成長して、目を輝かせながら話をしてくれるのは、本当に嬉しいものです。人の成長などとおこがましい事を言うつもりはありませんが、若い人材が目に見えて育っていくのは、このSES事業の魅力の一つであると実感しています。

そして今日は前回の続きです!
モバイルを制する者はSEOを制す
まだ読んでない方はこちらも読んで下さい。
今日の話は『モバイルファーストインデックス』についてです。Googleの大変革と言われたWEB業界でもこの導入はかなり大きな節目というか、潮目が変わったタイミングでもありました。

モバイルファーストインデックス

まずモバイルファーストインデックスとは、Googleのサイト評価基準が今までパソコンサイトを元にしていたのを、スマホサイトをページ評価の基準にするよ!って発表したって事です。2018年3月27日にGoogleの公式ブログで発表されました。つまり今までパソコンサイトをしっかり作り込んでいても、レスポンシブデザインなどを使ったスマホサイトがしっかり構築されていないと、検索順位が一気に下がる可能性があるという事。

詳しくは下記のリンクから確認を!
『Google WEBマスター向け公式ブログ モバイル ファースト インデックスを開始します』

またこれはGoogleの特徴なのですが、このGoogleの公式発表のブログの下の方に『Rolling out』という単語があるのが分かるでしょうか?実はこれは市場展開を少しずつやっていくよという事で、新しいプロダクトを発表する場合の常套句で、いきなり全てのサイトをやる訳ではなく、一部のサイトから少しずつ進めていくよ!というニュアンスです。

既にGoogleからSearch Consoleに通知が届いている事と思いますが、まだ対応をしていない場合は、すぐに対策を練るべきでしょう。このコラムでも何度もレスポンシブデザインについては、記載をしてきましたが、レスポンシブデザインはGoogleが唯一推奨する方法であり、評価が高くなるのは必然。そこをしっかりと押さえておく必要があります。

モバイルファーストインデックス導入の背景

Googleがここまでモバイルファーストインデックスをスピード感を持って導入したのにも当然理由があります。スマートフォンは爆発的なスピードでシェアを握り、既にインターネット接続に関しては、PCよりも多くのアクセスがある為、スマートフォンを評価の基準として優先せざるを得ないのです。

※総務省より引用

この表を見てもわかる様に、既に日本におけるネット接続ははPCよりもスマートフォンの方が上であり、よりユーザビリティを高める為にGoogleの判断は当然と言えるでしょう。そして今後もこの波は加速してでしょうし、スマホ対応やタブレット対応がされていないサイトは必然的に評価が下がり、検索順位が低下します。特に検索から導線を持たせているサイトにとっては、検索順位の低下は致命傷になってしまいかねません。

モバイルを制するものがWEBを制す

大袈裟ではなく、モバイル、スマホの対策をしっかりと講じたサイトやそれが出来る技術者が生き残り、このモバイルファーストインデックスによって、自然淘汰されるサイトや技術者が出てくる可能性もあります。

この記事を読んで顔が青ざめた企業のマーケティング担当者の方はもちろん、WEB制作を勉強している方もレスポンシブデザインへの移行や勉強は必須です。レベルスではそういったご相談にも乗れますので、お気軽にお問い合わせ下さいね!